どうも、こんにちは。「荒屋敷智也のブログ」にお越し頂きありがとうございます。
高額療養費制度とは?
1か月間に掛かった医療費の自己負担額の限度額が上限を超えた場合に、限度額を超えた金額を払い戻せる制度。
自己負担限度額はいくら?
高額療養費制度の対象外は?
- 居住費:病院に泊まる際に必要な経費(光熱水費、生活費、衣服など)
- 食事代:1食あたり460円
- 差額ベッド代:1~4人部屋のベッド代
- 先進医療にかかる費用
差額ベッド代とは?
自己負担の差額ベッド代の要件
- 病室の病床数は4床以下であること。
- 病室の面積は一人当たり6.4平方メートル以上であること。
- 病床のプライバシーを確保するための設備があること。
- 特別の療養環境として適切な設備を有すること。
病室内のベッド数が5つ以上であれば、差額ベッド代は発生しない。
差額ベッド代はいくら?
差額ベッド代がかかる部屋を希望した場合に発生するので、希望しなければ発生しません。
高額医療費貸付制度について
高額療養費制度は、限度額を超えた金額の払い戻しをしてくれますが、払い戻されるまでに3か月の期間を要します。その間の医療費に関しては一時的に負担する必要があります。そこで役立つのが「高額医療費貸付制度」です。
この制度を利用することで、無利子で「高額療養費支給見込額の8割相当額」を貸付できます。
終わりに
高額療養費制度とはかなり優秀な制度だと思いました。健康保険で医療費が3割負担の中で、高額な医療費が発生し、自己負担限度額を超えた金額に対しての払い戻しがあるのは助かりますね。
しかし、1か月以内で終わる病気ならいいですけど、数年単位での通院・入院がある場合には働けない可能性もあるので大変になるかなと思いました。
あと、差額ベッドですがこれに関しては希望する場合、ある程度費用が掛かってくるようなので利用するかは考えないといけないですね。